秋のイベント

七五三 お祝い金の相場で祖父母はいくら?姪や甥にはどうする⁈

今回は『七五三』疑問を見ていきたいと思います。

三歳、五歳、七歳の子供の年齢の節目に行われるお祝い。
子供の健やかな健康をお祝いするイベントです。

そして、お祝い事なので「お祝い金」ってことになります。
その「お祝い金」となると、とても頭を悩ませることになります。

祖父母という立場なら、どのくらいなのか?
また、その続柄によっても気になります。
甥っ子や姪っ子にはどのくらいがいいのか?
その相場が知りたくなります。

今回は、「七五三」の祝儀の疑問を見ていきます。

『七五三』のお祝い金の相場とは?

孫が「七五三」を迎えるってことになると、
かわいい孫のために「おじいちゃん&おばあちゃん」の出番って思う人も多いかと思います。

何人もいれば慣れっこかもしれませんが、
初孫だとどうしていいのかわからない…、っていうおじいちゃん&おばあちゃんも多いかもしれません。

そんな「七五三」のお祝い金の相場や疑問を見ていきましょう。

「七五三」って?

まずは、豆知識。
おじいちゃんおばあちゃんが、孫や、その親である息子や娘に「七五三」の意味を聞かれた時のために、「七五三」に関する豆知識を仕入れておきましょう。

七五三というのは、子供の成長と健康を祝い、3歳・5歳・7歳に神社にお参りをする行事のこと。なぜ、3歳・5歳・7歳なのかというと、縁起の良い数字とされているからだそうです。

男の子は5歳(地域によっては3歳と5歳の2回)、女の子は3歳と7歳にお参りをするのが一般的です。
「七五三」の日は11月15日とされますが、家族の予定などによっては時期をずらしても問題ありません。
数え年で行うのが正式であるようですが、現在では満年齢で行う場合も多く、特に決まりはありません。

子供が早生まれだと、「七五三」をいつ行うか悩む人が多いようです。
例えば、3歳のお祝いをしようとするとき、早生まれは数え年だと2歳代後半、満年齢は3歳代後半にあたります。
しかし、現代では数え年でも満年齢でもいいことから、無理のない日程で行ってもいいでしょう。

お祝い金の相場で祖父母はいくら?

そして本題です。
「七五三」のお祝い金の額のお話です。

孫の「七五三」に、おじいちゃんやおばあちゃんがお祝い金として渡す金額としては、
「10000円~30000円」が一般的のようです。

最近ではお参りするだけでなく、写真館などでの記念写真の撮影やその際の着物のレンタル、
さらに、食事会などもある「七五三」が多いようです。

ということで、家族の中で大きなイベントとなっている「七五三」は、祖父母はそれらの費用を負担するつもりでお祝い金とする場合も多いようですね。

ただ、これは一般的なケース。孫は1人とは限りません。
孫の数が多かったりすると、この通りにはいかない場合もあるでしょう。

孫の人数が多い場合は、どの孫にも同じ金額と決めている家もあるようです。

ただ、最初は孫の数が少なかったのにだんだんと増えていくような場合もあり、自身に子供が多いおじいちゃんおばあちゃんは、孫が多くなることが想定されるので、初孫の「七五三」の時から考慮することが必要ですね。

また、孫が遠方にいて、お祝いに行くのに旅費や交通費などがかさむ場合もあり、そんな場合は考慮した方がいいかもしれません。

姪っ子や甥っ子には?

基本的には「七五三」のお祝いは、身内のみで行うのが一般的です。
なのでご自身から見て姪っ子や甥っ子は該当になるのですが、
「七五三」のお祝い金を姪や甥に包む金額の相場は、どのくらいなのでしょう?

姪っ子や甥っ子へのお祝い金は、だいたい「5000円~10000円」が相場のようです。

渡すタイミングはいつ?

お祝い金を渡すタイミングですが、11月の初めから遅くても11月15日、
もしくは、「七五三」の当日には渡すようにしたいものです。
お祝い事なので、出来れば早めに渡してあげて良いようです。

お祝い金の包み方は?

「七五三」のお祝い金の金額が決まると、今度は渡し方です。
渡し方に決まりがあるわけではありませんが、“のし袋”に入れて渡すのが一般的でしょう。

「七五三」に使用する祝儀袋は、「のし付き紅白蝶結び」 が基本とされます。

そして、その“のし袋”の書き方ですが、
水引の上には何と書くのか・・・?

実は、お祝いする年齢ごとに書き方があるのですが、
最近では全年齢対応で「七五三御祝」「祝七五三」と書かれることが多いようです。

さらに、水引の下には贈り主の方のお名前を書き入れます。

『七五三 お祝い金の相場』まとめ

今回は、『七五三』のお祝い金に関する疑問や相場についてみてきました。

  • 七五三とは・・・そもそも、子供の成長と健康を祝い、3歳・5歳・7歳に神社にお参りをする行事のことを言います。
  • お祝い金の相場とは・・祖父母のおじいちゃんおばあちゃんの場合、10000円~30000円が一般的とされているようです。また、叔父や叔母が姪っ子や甥っ子に渡す場合は、5000円~10000円が一般的のようです。
  • お祝い金は早めに渡してあげた方がいいとされ、少なくとも11月15日までには渡してあげたいものです。また、渡す際の祝儀袋は「のし付き紅白蝶結び」を使用し、水引の上には「七五三御祝」「祝七五三」を書くといいようです。

「七五三」は本来神事としての行事でしたが、現代では子供の成長を祝うイベントとなってきたようですね。

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