年末年始の大掃除・いつから?どこから始めてどこまでやる?お風呂やキッチンの順番や裏技はあるか?
年末の匂いがしてくると、「大掃除しなきゃ」って思うことはありませんか?
大掃除は、「いつから始めてどこから徹底的にやればいいの?」って思うことってありますよね。
お風呂やキッチンなどどこから順番に手をつけたらいいかも迷われるかと思います。
そこで本日は大掃除の裏技や順番、いつから始めるのかをピックアップ!
大掃除について!
大掃除、いつから始めたら良い?
大掃除は新年をすがすがしく迎えるためにおこないますので、12月中旬(少し前倒しの13日から始めると余裕が持てるでしょう)から28日までに終わらせるのが一般的です。
年神様をお迎えし、1年間でたまった家の汚れを取り払う目的もあって、長きに渡る習慣となっています。
しかし、師走という言葉があるほど12月は仕事にプライベートに大忙しですよね。
実は、年末大掃除は12月29日と31日、1月1日にしてはいけない事になっているって知っていますか?
12月29日は「9」=「苦」を意味するので江戸時代から9のつく日になにかをするのは縁起が悪いといわれてきました。
それでは31日と元旦は何も問題ないではないか?と思いますよね。
ところがこの2日間も深い意味があります。
31日に大掃除をおこなった後で心快適にお正月の準備をすることが良くないとされているからです。
通称、「一夜飾り」と言われていて、大慌てで家をお正月モードに変えようとするのはタブーなのです。
そこで、師走に大掃除ができなかった人達が三が日を過ぎてから取り組むという方法がおすすめです。
大掃除はどこから始めたらいいの?
マスク・ゴム手袋、ゴミ袋、洗剤各種を用意しましょう。
- 水回りから始めましょう。水回りとは・・・(A・キッチン、B・お風呂、トイレのことです)
- リビング
- 各自の寝室
この順番で取り組むと良いですよ。
キッチンについて
1の水回りの掃除の仕方についてですが、キッチンの場合ですと、換気扇、ガスレンジから優先します。
油汚れがしつこいので、洗剤をかけて上からラップで覆って油分を浮かせましょう。むやみに力いっぱいこするよりはこの方がお手軽にできます。
ガスレンジの五徳などはゴミ袋に洗剤を入れ、お湯で溶かした中にその五徳などを入れて付け置きすると良いですよ。
ガスレンジの部分は近年では、IHクッキングヒーターで簡単に洗剤をかけて拭き取れるご家庭も多いかもしれませんね。
換気扇やガスレンジ周りは小一時間ほど経過したらラップを外して拭き取ると良いでしょう。
キッチンには冷蔵庫や電子レンジもありますので、表面は同じように洗剤をかけて、汚れのひどい箇所は前述したようにラップをかけて付け置きする方法をとってください。
そうでないところは、マイクロファイバーでできた布巾に洗剤を沁み込ませて拭き取っていくのがいいと思います。
マイクロファイバーの布巾は100円ショップで気軽に購入可能です。
換気扇の羽の部分などはガスレンジの五徳同様、洗剤の中で付け置きして汚れを落としていくと良いですね。
できるだけ労力を消費しないよう、付け置きするというのが油汚れを落とす裏ワザです。
先程、マイクロファイバーの布巾についておすすめしましたが、今は100円ショップで、油汚れを取る為のセスキ炭酸ソーダという成分を含ませたシートクリーナーも売っていますのでこれらを使うのも一つの手です。
お風呂について
お風呂はまず、浴槽に洗剤をかけて洗浄してください。
昨今は、かけて放置しておくと洗い流すだけでお風呂の油分が落ちるという画期的な洗剤も増えてきていますので、バスタブの洗浄は楽になりましたね。
風呂桶やお風呂の椅子なども同じようにこの洗剤つけてバスタブの中に放置しておくと手間が省けます。
また、天井と床については、カビ取りのための洗剤がありますので、これを付けて洗浄するか或いは、あまりカビなどがなければ、かびを押さえる薬品をお風呂場に置くなどすると良いかもしれません。
しつこいカビの場合、キッチンの時の油汚れにも使いましたが、洗剤をつけてラップやペーパータオルなどで押さえて浸透力アップを促します。
数分間置いてからカビの状態を確認して、スポンジでこすって洗い流していけば大丈夫です。
最後すべての範囲(天井を含む)に水をかけて終了となります。
ただし、排水溝にはこの全てが終わった時点で髪の毛などを溶かす薬剤を入れましょう。
トイレについて
まずは、基本的なトイレ掃除をざっと簡単に説明していきます。
- 便器の内側をトイレ用ブラシに中性洗剤でこすります。
- 便座や便器の外側を拭く場合は、水を使わないのはNGです!便座が傷つくのを未然に防ぐことができますよ。
- 蓋やタンクの表面は水拭きだけでも十分ですが、汚れが頑固な場合は布巾などを絞ってから拭きます。
- 床や壁は中性洗剤を使って丹念に拭き取るのがベストです。
リビングについて
基本は、①天井②壁③家電やインテリアなど③床の手順で進めてください。
和室と洋室のリビングに共通する点は、気付いた時にこまめに掃除しておくことです。
たとえば、髪の毛やほこりは、掃除機だけでなく、接着糊付きのお掃除ローラーで拭き取れます。
床にはできるだけ物を置かないようにしてダイニングテーブルやソファーなどにも物を置きっぱなしにしないことがベスト。
洋室の場合は、フローリングかカーペットのいずれかがありますね。
フローリングなら、ワイパーや、ウェーブのようなモップ状のクリーナーを使えばいいですし、カーペットなら掃除機か前述したお掃除ローラーで細かなごみを除去できます。
和室の場合は、ほこりなどをハタキで落とします。
畳の場合は、畳の目に沿ってよく絞った雑巾で丁寧に拭いていってください。
雑巾にまだ水分が残っているなと思ったら、乾いた雑巾で濡れた雑巾を包み、その上からはたいて水分を取ってから再び、畳を拭いていきます。
畳を拭くうえで気を付けるのは重曹洗剤を使わないように気を付けましょう。
リビングは冬のこの時期、結露などが増えてカーテンや窓ガラスに付着することによってカビが付着することも。
そこで、新聞紙や段ボールを敷いて、結露や水分を拭き取ってください。
網戸は100円ショップで販売されている網戸用ワイパーを使う、サッシならサッシ用の大きめのブラシか、細かな箇所を爪楊枝や歯ブラシでこすり取りましょう。
壁はハタキで丹念に汚れを叩き落としてから掃除機で吸うととれますよ。
リビング掃除の締めくくりとして、照明をピックアップ。
照明は静電気が汚れを呼んで照明器具に引き寄せてしまうことがあるようです。
そこで、高所掃除用モップを使って掃除することをおすすめします。
照明が暗くなっているなと感じたら、照明を取り換えると良いお正月が迎えられそうですね。
寝室について
寝室もリビングとやることは変わりません。
- 壁のほこりをとる
- 照明のほこりをとる
- 床の掃除
ということになりますが、このリビングや寝室の掃除の裏技は、なんといってもいらない物を捨ててスッキリするということです。
床を拭くなどの手間のかかる作業をしなくても、不要な物を捨てて部屋周りを快適にさせることが裏ワザといえるかもしれませんね。
「大掃除」のまとめ
今回は、年末年始の大掃除に関してみてきました。
冒頭で、年末の匂いと書きましたが、街にジングルベルが流れ♬、人々があわただしくなってきて、夜にはイルミネーションが綺麗になってくる年末に思うのは、1年の埃を落とす「大掃除をしなきゃ」という意識。
日本人だからなのか…、子供の頃からすりもまれたものがありますよね。
とはいえ、いざ大掃除をするとなると、いつからすればいいのか?どこからすれば手際がいいのか?など思い悩んでしまいます。
今回、大掃除の時期について調べてみましたが、してはいけない日があるのは知らなかったですね。
手際や順番に関しては、ほぼ思っていたものとそれほど変わりませんでした。
ただ調べていて本当に頷けたのは、日ごろから少しづつしていれば、割と簡単に済みそうって思いです。
日々、努力をしてれば、1年の終わりには大掃除が簡単に済むというご褒美がもらえそうですね。
そして最後の方で“裏技”として書きましたが、本当に無駄なものが多いな…っと。
不要な物が結構あるため、掃除の邪魔にもなっています。
「断捨離」っていうんですかね。大事なことのように思いました。