子供にとっては嬉しいお正月のお年玉イベントですが、親や親戚にとってはあまり嬉しくはないですよね。
そんな毎年何気なくあげているお年玉、正しい入れ方があるのはご存知ですか?
「今までそんな事気にした事なかった!」なんて方もいると思います。
二つ折り、三つ折り、四つ折りなのか?お札の面白い折り方とかがあるのだそう。
そこで今回はお年玉についての疑問を解決していきたいと思います!
特に今年からお年玉をあげるなんて方は必須ですよ。
お年玉について!!
お正月にお年玉をあげるのは何故?
今では当たり前のお年玉ですが、昔はお年玉ではなかったのをご存知ですか?
そもそもお正月は新年の神さまである“年神さま”を迎えるための行事です。
その時に年神さまにお餅を捧げることにより毎年一年分の生きる力、気力を
授かると言われていました。
お供えをしたお餅を家長の人が家族に配る習慣がお年玉のもとになっています。
お餅がお年玉に変わり始めたのは室町時代からで、江戸時代には庶民に浸透するようになりました。
その頃には、お正月に贈るお餅や金品をお年玉と呼ぶようになりました。
昭和30年代にはお金をあげるお年玉が主流となり今のお年玉になりました。
お年玉の正しい入れ方!決まりってあるの?
お年玉の入れ方を間違っていると大人として恥ずかしですよね。
いくつか気をつけないといけないマナーをまとめました。
- お年玉の名前の書き方
まずお年玉袋を表にして、表の左上に相手の名前をかきます。
裏には自分の名前を書くようにします。
自分の名前を書く場所は、左下にかきます。
最近では、柄やキャラクターの入ったポチ袋が多く販売されています。
そんなポチ袋の場合は、空いている場所に名前を書いてもかまいません。
名前を書くのは絶対ではないので、「名前をかきたくない!」なんて方は、書かなくても大丈夫ですよ。
- お札は三つ折りにして包みましょう!
二つ折りではなく三つ折りで包み入れるのが正しいマナーになります。
折り方にも順番があり、左、右の順で折っていくのがポイントです。
折り方は一万円、五千円、千円すべて同じ折り方になります。
ポチ袋の大きさにより、四つ折りにして入れる方もいますが、あまり縁起が良くないのでポチ袋の大きさに関係なく三つ折りで包むのがマナーです。

出典:https://tashlouise.info/
- 複数枚包む場合は重ねてまとめておる
小さな子供さんなどには3000円程包む方も多いと思います。
そんなときは、重ねてまとめ三つ折りにするのがマナーになります。
ちなみに、金額が大きいお札ほどお札の幅は広くなるので大きい額のお札を1番下に置くようにすると綺麗に折ることが出来ます。
- お札の入れ方
ポチ袋を表にした状態で、紙幣の場合は肖像が表になるように入れます。
お札を広げた時に人物像の方になるようにするためです。
硬貨を入れる場合も表裏があります。
硬貨は製造年数が書かれている方を裏とし、絵柄や漢数字がある方を
表としてみます。
ポチ袋に硬貨を入れる場合は表を見えるように包みます。

出典:https://allabout.co.jp/gm/gc/220691/3/
お年玉のお札の面白い折り方!
ここではちょっと変わった面白いお札の折り方をご紹介します。
- うさぎ

出典:https://matome.naver.jp/m/odai/2138866567769561801/2138866934872154803
*作り方はこちらを参考に→http://arumasa.at.webry.info/201009/article_9.html
可愛い手のひらサイズのウサギに変身することが出来ます。
ポチ袋にウサギと一緒に人参を忍ばせておくとさらに面白く、可愛いと思います。
小さな子供でもわかりやすいと思うので、少し面白くしたいなんて方は、ぜひチャレンジして下さいね!
- ターバン野口

出典:http://turbannoguchi.seesaa.net/article/45510355.html
*作り方はこちらを参考に→http://turbannoguchi.seesaa.net/article/45510355.html
インド人のような野口に仕上がるのが面白いポイントです。
ポチ袋の中にターバン野口が入っていると思わず吹いてしまうかも
しれませんね。
これは幅広い年齢層にウケると思うのでおすすめです。
折り方は少し難しいですが何度もやるとマスター出来ますよ!
- ハート

出典:https://ikedanaoya.com/knowledge-in-various-matters/post-28951/
*作り方はこちらを参考に→https://ikedanaoya.com/knowledge-in-various-matters/post-28951/
女性なら一度は折ったことがあるのではないでしょうか?
折り方も比較的簡単におることが出来るので、初めての方にもおすすめです。
面白い系ではありませんが、女の子のポチ袋に入れてあげると喜んでくれると思いますよ。
- スーパーマン福沢諭吉

出典:https://ikedanaoya.com/knowledge-in-various-matters/post-28951/
*作り方はこちらを参考に→https://ikedanaoya.com/knowledge-in-various-matters/post-28951/】
見た目からして少し笑えるスーパーマン福沢諭吉になります。
ポチ袋を開けたらこれが入っているとかなりウケるのではないでしょうか。
顔のみならず手足もきちんとありスーパーマンの象徴とも言えるマントも
しっかり折られています。
折り方をマスターしてポチ袋に忍ばせておきたいですよね。
お年玉の入れ方についてのまとめ
今回は、お年玉の入れ方、正しい折り方やちょっと変わった折り方などをご紹介させて頂きました。
普段と少し違った折り方で折って、子供達を楽しませるのもお正月のいい思い出になると思います。
お札の折り方も面白いものから可愛いものまで幅広くあります。
子どもに合わせておりたいものを選ぶといいと思います。
初めてお年玉をあげる方にとっては、お年玉のマナーは大切です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。