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広島観光 おすすめのモデルコースとは!日帰り半日から1泊2日や2泊3日まで!?

近年、韓国や中国はもちろん、アメリカやヨーロッパ東南アジアの国繰りからの観光客が多い広島
では、日本人は少ないのかというとそんなことはなく、なかでも女子旅としての注目度もたかいです。

では、そんな広島観光をどうすれば満喫できるのか?
おすすめの広島観光のモデルコースを、滞在時間別に日帰りや半日から、1泊2日や2泊3日まで、どんなコースやルートをたどればいいかを紹介していきます。

また、女子旅としては外せないのが美味しいグルメ。広島のグルメも見ていきましょう。

広島観光のおすすめは?

「広島を観光したいのですが?」って広島の人に聞くと・・
「広島は行くとかぁないよね。しいて言やぁ、原爆ドームと宮島の厳島神社くらいかねぇ。世界遺産じゃけぇねぇ」と言われます。

こんな広島弁を聞くと、わたしの場合、最近では「この世界の片隅に」のアニメの声優をしたのんさんやドラマの松本穂香さんを思い増します。でも、一番に思い浮かぶのは、perfumeのあ~ちゃんだったのには笑えました。

それはさておき、広島の観光スポットって、本当に世界遺産の原爆ドームや宮島の厳島神社しかないのでしょうか。

広島の観光スポットは?

まずは、世界遺産が二つ。

  • 原爆ドーム

原爆ドームは、大正4年(1915年)に広島県内の物産品の展示・販売をする施設として建てられ、昭和8年(1933年)には「広島県産業奨励館」と呼ばれることになりました。平成8年(1996年)12月、ユネスコ第20回世界遺産委員会メリダ会議で、核兵器の惨禍を伝える建築物として世界文化遺産に登録されています。

2016年5月27日に第44代アメリカ合衆国大統領のバラク・オバマ氏が、原色の大統領として初めて原子爆弾を投下された広島を訪問し、核兵器の廃絶を訴えたこともあり、アメリカをはじめ世界各国からの訪問客が後を絶ちません。

  • 厳島神社

日本三景の一つ「安芸の宮島」の代表は、世界遺産の厳島神社。海上に浮かぶ朱塗の大鳥居と社殿で知られる厳島神社は、平安時代末期に平清盛が厚く庇護したことで大きく発展したものです。主要な建造物はすべて国宝または国の重要文化財に指定されています。
宮島は、広島に西隣の廿日市市の島で、人口1800人余りですが、毎年、国内外から300万人を超える参拝客や観光客が訪れています。

このほか世界遺産以外でも・・

  • 平和公園・広島平和記念資料館

修学旅行で広島を訪れると、必ずたち寄る場所がここです。観光というのとは、少し違うとは思うのですが、平和教育という意味では、見て感じて学ぶことができる場所だと思います。現在では、外国の方も多く入館されています。

  • 広島城・縮景園

広島城は、現在の広島市のド真ん中にあり、毛利輝元が築いた平城で、1945年(昭和20年)まで天守を始めとする城郭建築が現存し点在していたものの、原子爆弾によってすべてが破壊され、1958年以降に再建されたものです。国の史跡に指定されています。

また、縮景園は、国の名勝、日本の歴史公園100選にも選ばれていて、1620年、広島藩浅野氏初代藩主である浅野長晟が命じて作らせた藩主の別邸(大名庭園)が起源で、現在では四季折々の自然を楽しむことのできる美しい回遊式庭園です。

  • MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

ここが観光地となる日が来るとは思いませんでした。広島市の管理下の野球場で、条例での名称は“広島市民球場”。プロ野球広島東洋カープのホーム球場。スタジアムツアーというのが開催される日があります。ちなみにカープ球団はこのスタジアム内にあります。

  • 広島電鉄路面電車

日本でも数が少なくなった路面電車の走る街が広島です。しかも生活に直結する交通機関として存在しています。観光旅行では、きっと乗る機会もあると思います。また、この路面電車があるので、自動車での通行は注意が必要。慣れていないドライバーは特に注意してほしいですね。

このほか、市内や近郊も含めた観光スポットとして・・

  • 熊野筆で有名 熊野町 筆の里工房
  • 呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)・海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)
  • 尾道・千光寺公園としまなみ海道
  • 宮島水族館
  • 広島市安佐動物公園
  • 国営備北丘陵公園
  • 広島三次ワイナリー
  • 映画のロケ地として有名な、鞆の浦
  • 三段峡
  • 帝釈峡
  • 世羅高原農場

などの有名どころもあります。

おすすめのモデルコース

広島のどこを起点とするのかで違ってくるとは思いますが、ここでは広島市の中心部である中区繁華街を起点として、わたしのおすすめモデルコースをみて頂きたいと思います。

半日・日帰り

「時間があまりないけど観光はしておきたい」と言われる方や、日帰りで楽しみたいと言われる方には、どういったところがおすすめとなるでしょうか?

まずは、半日(3~4時間)だと行けるところも限られてきます。遠出はできそうもないので、市内中心部での観光がいいと思います。世界遺産の両方に行くのはさすがに難しいです。

宮島を諦めて「原爆ドーム」&「平和公園」☞「広島城」☞「縮景園」辺りはどうでしょうか。
季節にもよりますが、縮景園は四季折々の顔をみせてくれるので、シーズンが違えば何度言っても感動させてくれます。

また、日帰りでは、「原爆ドーム」&「平和公園」☞「宮島・厳島神社」という世界遺産コースが一番に考えられますしおすすめです。
交通の手段としては、宮島が島なので、必ず船に乗ることが必要です。
このコースの場合、時間を無駄にしないで行きたいなら、平和公園横からの観光船に乗って宮島に行くのがベストでしょう。

時間に余裕があるようなら、広島電鉄の路面電車で宮島口まで行き、そこからフェリーで宮島までという行き方もありますし、これが広島の人にとっては一般的だといえるでしょう。

1泊2日

1泊2日の場合、広島に着く時間、帰る時間によっていろいろ違っては来ます。
ここでは、朝から時間が使え、帰りも夕方までOKと仮定してみましょう。

朝から時間が使えるのであれば、1日目には日帰りと同じく・・
「原爆ドーム」&「平和公園」☞「宮島・厳島神社」がいいように思います。

今まで食べ物の話はしてきませんでしたが、宮島でお昼ごはんをするなら、「あなご飯」がおすすめ。宮島口や宮島で食べれるのでお試しください。

そして宮島に渡ったなら、商店街のなかで牡蠣を食べさせてくれる店があります。
牡蠣を焼いている匂いがしてくるので食べたくなります。

さらにその商店街の中で、もみじ饅頭を売ってる店があるのですが、そこでは出来立てのもみじ饅頭を食べさせてくれます。
これが、今まで食べたもみじ饅頭の中では最高でした。
宮島に行かれた際には、ぜひ、出来たてを食べてみてください。

そして、次の日、出発する時間にもよりますが、近郊に足を延ばしてもいいかと思います。

特に女性に人気なのが熊野の筆。
本来なら書道で使う筆なのですが、近年では化粧筆として有名になりました。

というのが、なでしこジャパンが国民栄誉賞受賞の際の副賞として贈呈されたのが熊野筆だったからなのですが、制作したのが「竹田ブラシ製作所」というところ。
その竹田ブラシ製作所の商品も、筆の里工房にあります。(広島駅ASSEにもあるようです)

また、呉の大和ミュージアムやてつのくじら館などは男性向けかもしれません。

2泊3日

2泊3日なら時間的に余裕があります。
基本的には、「1泊2日」と同じく・・
「原爆ドーム」&「平和公園」☞「宮島・厳島神社」がいいと思います。

そして2泊3日なら、真ん中の日が丸々1日使えるので、遠出もありかと思います。
時期にもよりますが、尾道・千光寺公園はどうでしょう。

映画のロケ地としても有名な尾道。「暗夜行路」「時をかける少女」「転校生」「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」など。
尾道水道を展望できる千光寺の景色は有名。春の桜の頃は、満開の桜がとても綺麗です。

さらに、千光寺本堂下にある石段を5分ほど下ると、「猫の細道」という名がつけられた細い路地があります。
尾道出身の画家・園山春二さんが海で拾ったまん丸の石に猫を描いた“福石猫”を路地に置いたことをきっかけに、「猫の細道」と呼ばれるようになりました。

また、尾道に行ったのなら「工房尾道帆布」も行ってみたいですね。尾道の対岸の向島で織られた、希少な帆布を用いたポーチやバッグなどが購入できるます。

そして、尾道といえば尾道ラーメン。台湾出身の朱阿俊が屋台営業で出した中華そばがはじまりだそう。
醤油味ベースのスープに平打ち麺、トッピングに豚の背脂のミンチを乗せた中華そばだそうです。
残念ながら元祖と言われる「朱華園」は閉店したそうですが、尾道のいろんなお店で食べることができます。

そして、2泊3日なら、夜の街「流川」に出てもいいでしょう。
広島の飲み屋街といえば「流川」です。

締めのお好み焼きを食べるなら、お好み村の「八戒」をおすすめします。
お好み村の「4階でも八戒」という合言葉で、多くの芸能人やミュージシャンも訪れています。

「広島観光」まとめ

今回は、広島の観光スポットとおすすめモデルコースを見てきました。

観光スポットとしてのモデルコースの基本的は・・

  • 原爆ドーム&平和公園(広島平和記念資料館)
  • 宮島・厳島神社

この2つを中心に、その他は時間に合わせてとなると思います。
時間が無くても、市内中心部に広島城や縮景園があるので、半日や日帰りでも行って見られたらいいと思います。

宿泊を伴う観光なら、一日は少し遠出してもいいと思います。
尾道は1泊2日では厳しいかもしれませんが2泊3日あれば時間的に可能でしょう。

わたしが、声を大にして言いたいのがもみじ饅頭です。
広島に来たのなら、出来たてのもみじ饅頭を食べてみてください。
きっと今までの評価とは違った評価になると思います。

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