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牡蠣の栄養効果効能が女性に優しい?食べ過ぎとカロリーに注意⁈生と加熱はどっち!?

牡蠣といえば、濃厚な旨味から「海のミルク」と言われるほど、栄養価満点の食べ物です。
生はもちろん、焼いても揚げても、どんな食べ方でも美味しく食べられます。

味がいいのは当たり前ですが、魅力は何といってもその栄養の豊富さです。
「古事記」などの古文書にもたびたび登場し、西洋では古代から精力増強効果が注目されていたんだとか。

そして、その牡蠣の効果や効能は、女性にとても優しいものなんだそうです。
どんな効果が期待できるのか見ていきましょう。

また、牡蠣は美味しいけれど“あたる”ことを恐れる人も多いようです。
加熱調理したものとではどう違うのか?食べ過ぎなのは何個からなのか?
カロリーはどうなのか?などについても、一緒にみていきましょう。

『牡蠣』の栄養効果とは?

牡蠣には驚くほどたくさんの栄養と健康の効果が詰まっていて、「海のミルク」と言われています。
「では、どんな効果なの?」って聞かれると、「・・・」となってしまいます。
そこで、体にいい牡蠣の効果をみていきたいと思います。

「旨味」の秘密とは?

牡蠣はとても優れた食材で、その濃厚な旨味そのものが、人の健康に効果があり栄養価も高いとされています。

そして牡蠣の「旨味」の秘密は、分解されるとブドウ糖になってエネルギー源になる「グリコーゲン」が豊富に含まれていて、牡蠣の旨味としては、コハク酸などが味を膨らませ、美味しく感じさせているのです。

疲労回復や体力増強に役立つアミノ酸コハク酸が豊富で、これらが旨味を増幅させていて、このほかにもミネラルが豊富に含まれています。

鉄・銅・亜鉛。これらは微量元素です。多量に摂取する必要はありませんが、不可欠な栄養素です。
また、鉄分の吸収を促進させるように、ビタミンCを一緒に摂るのがポイントとなります。
昔から、レモン汁や大根おろしなどと一緒に食べてきたのには意味があるわけですね。

女性に優しいとは?

実は、『牡蠣』は女性に優しい食べ物なのです。
どんな効果効能が期待できるのかというと、「美肌効果」・「アンチエイジング効果」が期待できるのだとか。

それはどうしてかというと・・

  • 亜鉛

牡蠣には、亜鉛が豊富に含まれていて、その亜鉛は、女性の美肌作りに欠かせないものです。
細胞分裂を活性化させ、皮膚の再生を促進する効果のある亜鉛を多く含むことで、皮膚の再生を促して正常化してくれる効果が期待でき、肌荒れの改善やアンチエイジング効果、シミなどの改善が期待できます。

  • ホルモンのバランス

女性の体は、亜鉛が不足するとホルモンの生成が抑制されてしまうため、生理不順になることあると言われています。
牡蠣に含まれる亜鉛は、ホルモンの分泌を活性化する作用があり、女性のホルモン生成に役立つとされています。

  • アミノ酸やビタミン

牡蠣にはミネラルが豊富なだけでなく、アミノ酸やビタミンも豊富に含まれていて、グリシンやアラニンなどを始めとしたアミノ酸は、皮膚の保湿と健康を保ち、牡蠣には、ビタミンB群が豊富なため、皮脂のバランスを整えたり、肌荒れを改善してくれる効果が期待されます。

生と加熱はどっち?

『牡蠣』というと、”あたる”と考える人は少なくないと思います。
生牡蠣と焼き牡蠣や牡蠣フライでは、やはり違うものなのでしょうか?

そもそも、生牡蠣に”あたる”ということはどうゆうことなのか?

牡蠣は海中のプランクトンを餌としていて、その餌を食べるときに海水も一緒に取り込みます。その海水にはいろんな細菌やウイルスが存在し、それが牡蠣に蓄積されていて、その牡蠣を食べることで体内に細菌やウイルスが入り込むからなんです。

代表的なものにノロウィルスがありますが、牡蠣の中心温度が85℃以上になるように1分半以上加熱することで死滅するとされており、加熱処理されたものであればほとんど大丈夫なようです。また、市場に出回っている生牡蠣は厚生労働省の定めた基準の数値をクリアできた牡蠣なので、安全な牡蠣といえると思います。

 

食べ過ぎやカロリーに注意?!

女性に優しいことが分かった「牡蠣」ですが、だからと言って食べ過ぎてはいけません。
最近では、牡蠣小屋などと呼ばれる「牡蠣食べ放題」を売りにしたお店もあるようで、いくら美味しいからといっても、やはり食べ過ぎには注意すべきでしょう。

では、何個までなら食べていいのか?っていう話になるわけですが・・。

生で牡蠣を食べる場合でも、牡蠣フライであっても、食べ方や調理法によって亜鉛の量はほとんど変わらないので、どの牡蠣メニューでも目安は変わりません。

牡蠣を食べ過ぎると亜鉛の過剰摂取に繋がるというのが怖いわけで、亜鉛の許容摂取量が30mgとなっていて、牡蠣1個(約20g)に含まれる亜鉛の量は2.6mgですので、約12個という計算になります。

そして、「牡蠣」を食べる際にはカロリーにも注意が必要なのでしょうか?
牡蠣のカロリーについては、大きさにもよりますが、1個(20g)12キロカロリーと言われています。
思ったほどではないというか、結構、低カロリーな気がしますね。

『牡蠣の栄養と効果効能』まとめ

牡蠣の栄養効果効能についてみてきました。

・牡蠣の旨味の秘密は、コハク酸などが味を膨らませ、美味しく感じさせているから。

「グリコーゲン」が豊富に含まれていて、エネルギー源になります。

疲労回復や体力増強に役立つアミノ酸も豊富。

・ミネラル(鉄・銅・亜鉛)が豊富に含まれています。

・ミネラル、特に亜鉛が多く含まれていることで「美肌効果」・「アンチエイジング効果」が期待でき、女性に優しいと言えます。

・牡蠣の中心温度が85℃以上になるように1分半以上加熱処理することでノロウィルスは死滅します。

・市場に出回っている生牡蠣は厚生労働省の定めた基準の数値をクリアできた牡蠣なので、安全な牡蠣といえると思います。

亜鉛の許容摂取量が30mgとなっていて、牡蠣1個(約20g)に含まれる亜鉛の量は2.6mgですので、約12個という計算になります。

美味しくて、女性に優しい『牡蠣』を心配しないで食べ、美肌になっていきたいものですね。

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