チンチラの飼い方 トイレやなつくのが難しい?!デメリットはある?
最近、ペットとしてじわじわと人気が出て来ているエキゾチックアニマル。
その中でも特にチンチラは人気が急上昇してきているように思います。
チンチラといえば、まるまるでふわふわのフォルムがとっても可愛くて、うさぎ以上の手触りの毛並みの持ち主です。
そんな見ているだけでも癒されるチンチラですが、チンチラは小動物の中でも一緒に遊んだり触れ合うことも出来るようになる動物なんですよ!
今回はそんなチンチラの飼い方、トイレのしつけや懐いてもらう飼い方。
さらには、チンチラを飼うことで起こるデメリットについてお話させて頂きます!
Contents
チンチラを飼う!
チンチラの飼い方!チンチラを飼うにはどうすればいい?
チンチラを飼うにはまずチンチラがどんな動物かを知る必要がありますよね。
チンチラはねずみやリスと同じげっ歯類です。
夜行性で昼間は寝て過ごすことが多く、夜になってから活発に動き出します。
なので、チンチラを飼うとなると夜のチンチラが起きて活発に動き出す時間に遊んであげれる生活スタイルでないといけません。
夜行性といっても一緒に生活をしているうちに、あるていど飼い主の生活リズムに合わせてくれるようにもなりますが、それでも本当は夜行性の動物なのでそこをまず分かっておかないといけませんね。
そして、チンチラは草食動物で主食はチモシーという牧草です。
チンチラはジャンプしたり上下運動をする動物なので、チンチラを飼うとなると高さがあるケージを用意してあげてしっかりと運動ができるようにしてあげてください。
ケージの中でも動き回れるようにしてあげないといけませんが、それだけでは運動不足やストレスになってしまうので毎日ケージから出してお部屋の中をお散歩させてあげることも大事です。
あと、チンチラには砂浴びがかかせません。
ふわふわの毛並みを保つためにも、皮膚の病気を防ぐためにも、さらにはチンチラのストレスを解消させるためにも砂浴びはチンチラの健康維持にはかかせない事なのです。
なので、砂浴びは毎日させてあげるようにします。
チンチラはとってもストレスに弱い生き物なので、チンチラを飼うとなるとなるべくストレスを溜めない環境を作ってあげることが大事です。
ストレスを溜めさせない為にも、チンチラが寝ている昼間に大きな音を出したりするのもよくありません。
特にお迎えしてすぐのチンチラは環境の変化からストレスを感じやすくなってしまっています。
チンチラが環境に慣れるまでは特に注意が必要です。
我が家でもチンチラを飼っているのですが、お迎えしてすぐ環境の変化によるストレスで軟便になってしまいました。
チンチラや小動物にとって、軟便はとても良くないことです。
2、3日様子を見てよくなるようだといいのですが、長引くようだと最悪それが原因でなくなってしまうことも。
我が家のチンチラも1週間ほど様子を見ても軟便のままだったので病院に連れていき、幸い薬のおかげで元気になってくれましたが、うんちはチンチラの健康のバロメーターです。
チンチラと一緒に暮らすとなると、チンチラの健康の管理もしっかりしてあげなくてはいけません。
チンチラにトイレのしつけはできる?チンチラに懐いてもらう飼い方は?
犬や猫はトイレを覚えてそこでしてくれます。
しかし、チンチラは基本的にはトイレを覚えないと思っておいた方がいいですね。
中にはトイレを覚えてくれる子もいますが、チンチラにしつけというのは難しいです。
トイレのしつけは出来ないチンチラですが、ある程度決まった場所でうんちやおしっこをしています。
なので、いつもうんちやおしっかをしている場所にトイレを置くとそこでしてくれるようになるかもしれません。
チンチラのトイレのしつけは、人間が決めた場所にしてもらうのではなく、チンチラが決めた場所に人間が合わしていくといった感じでしょうか。
そんなチンチラですが、接し方によってはとても懐いてくれる動物です。
小動物の中でもチンチラは頭がとてもいいので飼い主のことを覚えてくれます。
懐いているチンチラだと、抱っこを嫌がらなかったり飼い主に甘えてきたりもしてくれるんですよ!
チンチラに懐いてもらうためには、まず初めに一番大切なのが、お迎えしてすぐはそっとしておく事です。
お家にチンチラが来た!となると可愛くてついついかまってしまいたくなりますが、いきなりかまってしまうとストレスになってしまいます。
チンチラが環境になれてくれるまで、最低でも1週間はそっとしておきます。
その1週間は、ケージの掃除をしたり餌を上げたり最低限のお世話だけをしてあげて・・
ここは安心できる場所なんだ
この人はお世話をしてくれる人なんだ
・・とわかって貰えるようにします。
チンチラが手に興味をもったり、おやつを手渡しであげても嫌がらなくなったらそこからそ〜っと撫ぜてみたりスキンシップをとるようにしていきます。
慣れてきてくれたかな?と思ってもいきなり抱っこをしたり、嫌がっても無理矢理触るのは厳禁です!
チンチラが嫌がることをしてしまうと、せっかく築けはじめた信頼関係がまた振り出しになるだけでなく、チンチラは頭がいい動物なので嫌なことをされた!というのを覚えてしまいます。
そうなってしまうと、そこからまた信頼関係を築くのはとても難しいので注意するようにしてくださいね!
チンチラを飼うことにデメリットはあるの?!
とっても可愛いチンチラですが、チンチラを飼うことにデメリットはあるのでしょうか?
チンチラだけでなく、全ての動物に言える事なのですが室温の管理をしっかりしないと行けないので電気代がかかります。
特にチンチラは暑さと湿気にとても弱い動物です。
寒い国が出身のチンチラにとって、日本の夏は暑すぎますし、湿気も多すぎます。
なので、夏はクーラーをずっとつけておく必要があります。
寒さには比較的強いチンチラですが、それでも寒すぎるのもよくありませんので冬も暖房で室温の管理をしなければいけません。
チンチラに最適な温度は20度前後とされています。
なので1年中その温度を保たないといけないことから、電気代がかかるのは覚悟しておかないといけませんね。
あとは、チンチラの主食であるチモシーはイネ科の植物です。
イネにアレルギーがある人だと、アレルギー症状がでてしまうことも。
さらに、チンチラにかかせない砂浴びに使う砂は、とても細かい砂なので、チンチラが砂浴びにつかう砂でもアレルギー症状がでてしまう可能性もあります。
ペットにすると可愛いくて癒されるチンチラですが、デメリットがあることしっかりとわかってから飼うようにしないといけません。
『チンチラ』のまとめ
今回はチンチラについてお話をさせて頂きました!
ふわふわの毛並みは見てるだけでも、触ってみてもとても癒されます。
チンチラはほかの小動物よりも寿命が長く、中には犬よりも長生きのチンチラもいるそうです!
チンチラを飼う時は、可愛いだけでなく、長く一緒に過ごすパートナーとしてチンチラと暮らすことが出来るのがしっかりと考えてからお迎えするようにしてくださいね!