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広島汁なし担々麺 有名店の中でも発祥の店「きさく」を訪問しレポート⁉

広島の汁なし担々麺のブームの火付け役となり、発祥の地とも言われている「きさく」さんを訪問しました。

広島のグルメと言えば、ソウルフードとも言われる“お好み焼”があります。
その他にも、“つけ麺”やお土産としても有名な「もみじ饅頭」などがあげられると思います。

そんな多くの広島のグルメの中で、新しく話題となっているのが“汁なし担々麺”です。

今回は、その“汁なし担々麺”のブームの火付け役の「広島」で、有名店が数ある中、発祥の地とされる「きさく」さんを訪問しました。
「きさく」さんを訪問した時の様子を、レポートしていきたいと思います。

『汁なし担々麺』とは!?

そもそも“汁なし担々麺”とは、どんな食べ物なのか見ついてみていきましょう。

日本では担担麺として、中国四川省出身の料理人陳建民さんが、日本人向けに改良した汁麺としてなじまれています。
でも、実は、担担麺発祥の地である四川省では、汁のない担担麺が一般的なんですね。
ということで、四川省の担担麺に、店舗独自のアレンジを加えて誕生したのが、「きさく」さんの汁なし担担麺なんです。

味の基本である五味に、唐辛子による辛味、花椒による痺れ(麻味)を加えた七味が特徴です。
どんぶりの底にタレ。その上に麺、豚のひき肉、ネギを載せた料理です。

この汁なし担々麺の発祥と言うのが、「きさく」の店主が、中国の四川省出身の女性が作った汁なし担々麺に感動し、本場中国の味を追求して“汁なし担々麺”を始めたという話です。

ちなみに、「きさく」さんも最初は今とは違う場所で普通のラーメン店として営業してたらしいですが、今の場所に移り、2001年から“汁なし担々麺”を提供するようになったようです。

『汁なし担々麺』発祥の「きさく」を訪問!!

それでは、“汁なし担々麺”発祥の「きさく」さんを訪問した時の様子をレポートしていきたいと思います。

まずは、場所なのですが、広島市の中区舟入と言うところになります。
広島駅からは広電の市内電車の江波行きに乗って「舟入幸町」の電停で下車。そこから南に徒歩1分で着きます。

車で行く場合には、無料駐車場が5台あります。
店の北側のコインパーキングの奥になります。

店は電車通り沿いにあり、赤いテントが目印です。

営業時間は、月曜~土曜が、11:00~14:00と18:00~20:00まで。
日曜日は、11:00~15:00。祝日は、11:00~14:00となっています。
また、定休日は水曜日で、月に一度不定休があるようです。

『汁なし担々麺』を注文し食してみると・・!?

店の中身入ると、すぐ左にある券売機で食券を買います。
特にメニューがあるわけでなく、券売機がメニュー代わりといった感じです。

当日は、閉店間際に訪問したためか、お客さんは少なく並んで待つ必要はありませんでしたが、わたしの過去の経験では食券を買ったら券売機横の椅子に座って並んで待つのがしきたりだったと思います。

カウンターに座って、食券をカウンター前に置いて待ちます。
順番にお店の“お兄さん”が回ってきて、「辛さは?」って聞かれます。
わたしの場合は、いつも「普通で」って頼み、そしてしばらく待ちます。

待っている間に中をのぞいてみると、先ほどのオーダーを聞いてくれた“お兄さん”が麺を茹でる担当。
そして、タレと盛り付けを頭にタオルを巻いた店主が担当しています。
そして、店内にはラジオがいつもかかっています。

さらに、カウンターの上にはこんな案内も・・

ほどなく、頭にタオルを巻いた店主が「ハイ、お待ち」と言って持って来てくれました。

それがこちら、「ダブル」の画像です・・

そして、案内にもあるように30回以上かき混ぜます。
わたしの場合は、鬼マゼがポピュラー。
その鬼マゼをした結果の画像がこちらになります・・

あっ、忘れていましたが、“水”はセルフサービスなので、食べる前には“水”を席に持って来ておくのが賢明な判断だと思います。

注文する“汁なし担々麺”の種類にもよりますが、“温玉”という“半熟卵のせ”だと「辛さ」も「痺れ」も少しマイルドになるように感じます。

麺の多さも「並」「大盛」「ダブル」の3段階から選べます。
女性でも「大盛」は普通に食べれます。
むしろ「大盛」だと、食べ終わって落ち着くと、少し食べ足りないかと思うほど…ですw。

そして、食べると・・・
実は、いつものことなのですが、一口目に必ず“コホン”と咳が出ます。
わたしの知人などは、“しゃっくり”が出るようです。

食べ終わる頃には、唇全体に“痺れ”を感じます。
慣れてくると、この“痺れ”が快感になりますw。

わたしの場合は、鬼マゼするので、麺を食べ終わった後にはたれは残りませんが、人によっては食べ終わったタレにご飯を入れて、2度目の「美味しい」を堪能する方も…。
この食べ方は、お店が推奨したわけではなく、お客さんからのリクエストにより始まったそうです。

というわけで、少し久しぶりとなった「きさく」さんの“汁なし担々麺”を堪能しました。

「きさく」の“汁なし担々麺”のまとめ

今回は、広島で“汁なし担々麺”発祥の店と言われる「きさく」さんの“汁なし担々麺”のレポートをしてきました。

わたしにとっても「きさく」さんの汁なし担々麺は少し久しぶりだったので、美味しくいただきました。

「辛さ」や「痺れ」が苦手と言われる人もいますが、それでも一度食べると病みつきになると言われています。
もしどうしても「ムリ」と言われる方には、「辛さ0」というのもできる様なので、試してみてくださいね。
「きさく」さんは、最近、新しい“汁なし”にもチャレンジしているようですので、いずれそちらも食べてみたいと思います。

最近では、他にも有名店もできていますが、私にとっての基本は「きさく」の“汁なし担々麺”です。
この味に巡り合えて、得した気分です。

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