お正月の花 簡単な生け方やおしゃれなアレンジとは?花瓶でもできる⁈
年の初めのお正月。
お正月と言えば華やかなイメージです。
新年を迎えるにあたり、お花を飾ってみてはどうでしょう。
お正月にお花は絶対必要かというと、そうではありません。
でも、お花があると見てるだけで心が和んだりします。
また、花を生けることで生ける楽しみや飾る楽しみに出会えたりもします。
それでも、「面倒そう」と思うあなたに、
簡単なお正月の花の生け方やおしゃれなアレンジをみていきましょう。
そして、それは“花瓶”でもできるものか?についても調べてみましょう。
Contents
お正月のお花の簡単ないけ方
今回は、お正月のお花を生けるとか飾るとかの経験が無いというのを前提に、見ていきたいと思います。
いつどこで買う?
「生ける」「飾る」楽しみに気づけたならOKなのですが、基本だけは押さえておきましょう。
まず、お正月のお花というのは、元旦を迎えた朝には出来上がっているのが基本。
だとすると、大美野化の31日にかざるの?ってことになりますが、
31日に飾ることを「一夜飾り」になるとして忌む風習があるそうです。
なので、28~30日くらいとなるのがいいようです。
早く準備をする方もいるようですが、早すぎるとクリスマスと被ったり、
また、被らないまでも、クリスマスの余韻があったりするので、やはり、28日以降くらいがベストかと思います。
そして、どこに買いに行けばいいかですが、一般的には生花店です。
しかし、最近では、スーパーの生花の販売コーナーに「お正月用セット」として売っていますので、それでもOK。
このほかにも、通信販売でセットになったものを買うという方法もあります。
花を単品で買うのもいいですが、初めてならセットになったものがいいと思います。
そして、花器についてはわたしとしては家にあるものでいいと思っています。
ですが、もし可能ならお正月をイメージできるか気がいいでしょう。
どんなものかというと、「赤や黒の器」「お正月をイメージできるガラがついている」など。
もっとラフに言うと、自分でお正月っぽいと思ったらOKって感じです。
簡単な正月の花の生け方!
正月をイメージできるものを使って生け花をすると、それらしくなるものではあります。
松とセンリョウが生けてあれば、ほぼお正月のお花でしょう。
その花器として先ほどのお正月をイメージさせる花器であればなおさら正月花です。
そしてもう一つ、ここに加えたいのが菊です。
セットされているものならそれを使えばいいですが、
もし、困ったなら菊を足すといいと思います。
お祝いの感じをもっと出すなら“赤”をどこかに居れたいところ…。
赤い花や実、もしくは赤の入った花器でもいいですね。
これでお正月っぽくするのはできたのかと思います。
後は、生け方ですよね。
とはいえ、経験もないので、難しいことを言われてもできません。
生ける前にイメージしてみるといいのでしょうが、
そのイメージすら正しいのかどうかもわかりません。
とりあえず、生け花っぽく見えればってことなら…
枝ものも花も切らずに生けると、全くメリハリのないボヨーンとしたものが出来上がります。
ということで、はさみを入れることになるのですが、どうしても遠慮がちになってしまいます。
花には大胆にはさみを入れて切りましょう。
基準は、枝ものの半分程度、場合によってはもっと短かく切ったものがあってもいいです。
長短のバランスを考え、強弱をつける感じにするとそれらしくなります。
花瓶でもいいの?
しかし、いざ生けようと思ったら、剣山が見当たらないだとかの問題が起こったりします。
花器は水盤だけしかないなら剣山が無いと、生けるのはほぼ無理でしょう。
しかし、探したら花瓶があったというのであれば、花瓶のお正月花にチャレンジしましょう。
お正月のお花は、水盤の花器で剣山に刺さないとお正月花では言ってことはありません。
花瓶でもいいと思います。
お正月の花のおしゃれなアレンジ方法とは?
生け花の技術はないけどそれっぽくおしゃれなアレンジをしてみたいという希望は多いもの。
なので、ここで簡単なアレンジの方法を見ていきたいと思います。
何がポイントになるかと言えば、お正月ですから、華やかでおめでたいって感じでしょう。
西洋の花でも、花器を和風にして、水引やミニ屏風など和の装いをすることでお正月らしい雰囲気となります。
お正月のお花を美しく見せるために気をつけたいのが、全体的なフォルムです。
三角形になるようイメージして生けることで、雰囲気のある花飾りになると思います。
そしてもっと簡単に、おしゃれで簡単にアレンジしたいなら・・
おしゃれな瓶とかを用意。
無ければコップをラッピングペーパーなどで包んで紐で縛ったものなどを花器とします。
(コップはラッピングペーパーに包まれ見えない状態)
そこに、短めにはさみを入れた松やセンリョウを入れます。
これだけでもお正月っぽいのですが、
ここにツバキや菊、南天などの存在感のある花を入れると華やかさが出ます。
さすがに玄関にデーンと置くわけにはいきませんが、
食卓などのちょこんと置くと可愛らしいですね。
『お正月の花』のまとめ
今回は、今までにお花を生けるとか飾ると言った経験のない人も、
簡単にお正月の花を楽しんでもらう方法をみてきました。
お正月にお花があると、お家やお部屋の中が普段よりなんだか華やかに見えるものです。
ですから、やってみたいと思う人は多いのだと思います。
しかし、いざとなると技術もないし面倒だしと理由をつけてやらないってことも多いのかと…。
なので今回は、いつどこで何を買って何を準備すればいいかを考え、
さらに、簡単な生け方でそれっぽく見える方法を紹介。
さらには簡単だけどおしゃれなアレンジの方法も紹介してきました。
今まで、まずは新年の始まりを爽やかに迎えてもらうため、
お正月の花飾りに挑戦してほしいと思います。
正式な生け方がわからなくても、まずは始めることが目的にして、
楽しんで飾っていければいいかと思います。
もしこれで興味が出たなら、もう一つレベルアップするのもいいでしょうね。